レポート ~ 運営委員長が見たYMF2017

山形国際ムービーフェスティバルYMF

〈2017.11.12〉

YMF3日目は、大泉洋さん、高良健吾くん、アンダーグラフなど、豪華メンバー登場!

そして、今年のYMF山形国際ムービーフェスティバルの最後の映画となったのが、行定勲監督作品「うつくしいひと」

主演の高良健吾くんが参加してくれた。

行定勲監督は、ムービーオンやまがたの取締役。
それくらい、自分たちとは関係が深い。

YMF山形国際ムービーフェスティバルも、大黒柱の1人が行定監督であることは間違いない。

高良健吾くんも、行定監督から、山形のことは聞いていたそうで、参考にしながら「くまもと復興映画祭」を盛り上げていきたいと話していた。

前日の夜遅くまで、最終ノミネートに残った若手クリエイターや監督達と、映画談義をしていた高良健吾くん。

自分にとっても勉強になりましたと、挨拶に来てくれた。

イマドキの若者が、忘れているような律儀さと礼節を重んじる姿に、心が打たれた。

行定監督も、復興や、様々な社会の悲哀を、映画の力でこれからも盛り上げていきたいと話していた。

突然、スクリーンに、この日30歳の誕生日を迎えた高良健吾くんへのメッセージが映し出される。

自分も花束を持って登壇。
高良くんに花束を渡す。

実は、自分は高良くんが主演の、WOWOWのドラマW「平成猿蟹合戦」に、行定監督ということもあり、共演している。

と言っても、高良くんは主演の若き政治家。
自分は時の内閣総理大臣で新聞記事一面の写真での出演。

「吉村内閣解散総選挙」みたいな記事だった。

バースデーケーキは写真付き。
ローソクの火を消す高良くん。
まさかのサプライズ舞台挨拶となったのだ。

人生の中で、最も多くの方々に祝ってもらった誕生日、一生の思い出です!と、話していた。

来年も、是非、来て欲しい人材である。

そして、フィナーレライブは、アンダーグラフ。

真戸原直人、中原一真、谷口奈緒子。

自分が大好きな3人である。

特に、ボーカルの真戸原くんは、毎年、YMF山形国際ムービーフェスティバルに、必ず一人で顔を出して、みんなと話をしていく。

仕事でもないのに、この輪の中に入り、みんなと繋がる姿勢が、とても素敵であった。

損得とは関係ないところの、クリエイター同士や才能ある方々との語り合い。

毎年来る真戸原くんに、ある意味凄さを感じていたのだ。

彼らとの出会いは、山形でオールロケをした行定勲監督作品「ユビサキから世界を」の製作の時。

行定監督は、彼らの同名の楽曲のイメージを広げて、オリジナル作品を作った。

その時、メイキングやロケの手伝いをしたのが、当時のケーブルテレビ山形 (現ダイバーシティメディア) 制作部のスタッフ。

そこから、行定監督との関わりや、映画界への参入に繋がっていった。

今回、自分は、アンダーグラフの真戸原くんに、「YMF山形国際ムービーフェスティバル」の主題歌、テーマ曲の作成をお願いしたのである。

それが、この日、正式なお披露目となったのである。
「まだ見ぬ世界を映しながら」

彼らの歌を聴いているうちに、涙が頬をつたっていく。

心からの感謝と御礼を申し上げる。

でも、そんな仰々しい感じではない…。

真戸が作っているんだが、一緒に作っている感じがずっとしていた。
ひっとしたら、何十年何百年も前からである。

彼らのテーマ曲は、素晴らしかった。
皆が感動、感激していた!

近々、正式なカタチで世の中に出したいと思う。

アンダーグラフのメンバーには、本当に心から御礼申し上げたい!

素晴らしい楽曲、ありがとう‼

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