レポート ~ 運営委員長が見たYMF2017

山形国際ムービーフェスティバルYMF

〈2017.11.11〉

YMFレセプションパーティーとゲスト&受賞者の打ち上げ

11月11日土曜日、YMF山形国際ムービーフェスティバルの表彰式が行われた後、最終ノミネートに残った10作品の監督や関係者、選考委員や特別顧問、来賓やゲストの皆さん、主催者の東北ケーブルテレビネットワークの各ケーブルテレビ局の社長達、そして、映画を愛する観客の皆さん全員で、レセプションパーティーを開催する。

村川透監督はじめ選考委員や特別顧問の皆さんが登壇、行定勲監督が特別顧問として挨拶をする。

「世界の中心で愛を叫ぶ」で大ヒットを飛ばし、最近では話題作「ナラタージュ」が公開中。

行定監督は、今、「くまもと復興映画祭」を開催されており、熊本の被災を受けた方々を、映画の力で元気にしようと頑張っていられる。

行定監督と、YMF山形国際ムービーフェスティバルとの長い歴史の関係の中、昨年はYMFのフェスティバルのチケット販売の売り上げの数パーセントを、微力ながら熊本県に寄贈した。

行定監督は、映画祭を開催し続ける難しさを語っていた。
13回を迎えたYMF山形国際ムービーフェスティバルは、行政支援などはまったく受けずに、協賛と広告とチケット販売の民意の中での開催だけに、賛同してくださる方のチカラによるものが大きい。
(以前は、市民映画大学の開催とワークショップの委託を受けたことがあったが、YMFの本イベントとは関係ない…しかし、それに対しても、数人の方々から中傷されたので辞退した)

選考委員を代表してご挨拶に立った俳優の船越英一郎さんは、「この映画祭は、当初から、日本のサンダンス映画祭にしようと支援してきた。これから益々育てて行こう!」と、力強い言葉をいただく。

北朝鮮へ、大きな提言をした「かぞくのくに」のヤン・ヨンヒ監督。
「山形は大好きな街、映画祭サイコー!」と話されていた。

T-BOLANの森友嵐士氏。
3回目の参加だが、いつか、彼のような本物のクリエイターから、映画に関わってほしいと思う。

今回、初参加の高良健吾くん。
行定監督の、「うつくしいひと」シリーズに出演している。
とても真面目な若者である。

翌日の11月12日が高良健吾くんの誕生日と聞き、森友嵐士くんが、ハッピーバースデーを歌う!

めちゃくちゃカッコいい!

吉村美栄子山形県知事、中国のセレブ経済人達のコンダクターの王さんも来てくださる。

来年は、中国映画で、最も今影響力がある方を連れて来てくれるとのこと。

ムービーオンのホワイエが、あっという間に、立食のパーティー会場となる。

行定監督から、高良健吾くんの紹介を受ける。

左から、ホリプロの菅井取締役、サン・ミュージックの相澤社長、自分、J-VIGの森澤会長、東映の村松取締役、吉本興業カンパニーの片岡取締役が登壇された。

いつも、しっかり支えていただいている。

2階から撮影すると、こんな感じに見える、ムービーオンの1階ホワイエ。

大曽根餅つき保存会では、幻のもち米「奥白玉」を生産し、そのもち米をついた餅は、歯ごたえ、喉ごし、味ともに格別である。

とても多くの人々で溢れかえる。
例年、参加者が増えている。

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