レポート ~ 運営委員長が見たYMF2017

〈2017.11.12〉
YMF3日目は、大泉洋さん、高良健吾くん、アンダーグラフなど、豪華メンバー登場!
11月12日(日)は、YMF山形国際ムービーフェスティバルの最終日。
例年だと、明け方までのゲストや選考委員や若手クリエイター達の打ち上げや、グランプリ等の各賞が決まる表賞式の翌日となるので、どうしても静かに余韻を感じながら映画を楽しむ日になりがちである。
しかし、今年はまるで様相が違っていた。
それもそのはずで、12月1日(金)から、全国公開となった「探偵はBARにいる3」が、2週間も早く、YMFの招待作品として上映されるのである。
ましてや、大泉洋さんが登場となれば、まさにチケットは即時完売であり、他のシアターで、2回連続の舞台挨拶をしていただいたのである。

画面上からの圧倒的な熱量とは違って、とても静かで、物腰が柔らかく、ステキな方である。

最初のプログラムが、「探偵はBARにいる3」であり、とても多くのファンの方々が駆けつけてくださる。
映画自体がとても面白く、自分としては、これまでの3作品の中で、圧倒的に面白かった!
大泉さんの登場とともに、大歓声が上がる!
会場は超満員。


大泉洋さんの舞台挨拶は、とても面白く、何百回も舞台挨拶を見ている自分の中でも、最高に面白く、観客を惹きつけるものであった。

最後は、「観客の皆さんが、この『探偵はBARにいる3』を、多くの方々に宣伝してもらわなければならないのです!そうでなければ、『探偵はBARにいる4』ができないのです!この映画の興行収入にかかっています!皆さまお一人お一人の口コミによって…」と、選挙モードで大爆笑を誘う!
とても素晴らしい舞台挨拶だった。

続いてのプログラムは「3月のライオン」の前後編一挙上映。
岩手県盛岡市出身の大友啓史監督が登場。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で脚光を浴びて独立。
しかし、タイミングが悪く、東日本大震災の時の独立となってしまった。
そんな中、デビュー作の「るろうに剣心」が大ヒット!
とても才能豊かで、ジャーナリストの視点で歴史を読み解く。



3月のライオンの主演の神木隆之介くんからも、YMF山形国際ムービーフェスティバルにスペシャルなビデオメッセージが届いた。
本来なら、神木くんも来る予定であり、直接お客様への挨拶をしたいと話していたのだ。
神木隆之介くんは、とても爽やかで、礼儀正しい好青年である。
3月のライオンのラストシーンは山寺。
素晴らしいエンディングとなったと思う。
大友監督のインタビューは、初のフリーアナウンサーの大友まさみさんが受け持ってくれた。
大友監督とは、東北復興や、奥州列藩同盟の話など、東北を取り上げる話で、いつも夜遅くになってしまうが、とてもスキルが高い方である。
