レポート ~ 運営委員長が見たYMF2017

山形国際ムービーフェスティバルYMF

〈2017.11.10〉

第13回YMF山形国際ムービーフェスティバル開催!

その後、289作品から選ばれた、最終ノミネート作品が、東北最大級のシアター1の大スクリーンで全10作品が上映された。

エンツォフェラーリや、秋田・北陸新幹線のデザイナー奥山清行氏がデザインし、山形県鋳物組合のトップである菊地保寿堂が鋳物で製作した金と銀のトロフィーが、飾られていた。

その中で、オープニングセレモニーが開催され、関係者が登壇する。

今年から、特別顧問に就任された大和田廣樹プロデューサーの挨拶。

映画「火花」の監督の板尾創路氏。
役者としても大活躍であり、久しぶりのメガホンを持つ。

榊監督からも、熱いメッセージをいただいた。

今年から選考委員に参加した奥田誠治氏。
日本テレビ時代は、映画製作のトップであり、スタジオジブリやスタジオ地図作品、「ALWAYS 三丁目の夕日」や「海賊と呼ばれた男」などをプロデュースし、現在は松竹作品のエグゼクティブプロデューサー。

そして、特別顧問のヤン・ヨンヒ。
映画祭の素晴らしさを語る。

そして、この日最後の上映となる、瀬々敬久監督の「なりゆきな魂、」である。

彼は、「64・ロクヨン」「感染列島」「ヘヴンズストーリー」「アントキノイノチ」など、自由に映画を撮る素晴らしさを語る。

この日の舞台挨拶では、俳優の結城を、ムチャ振り的な登壇をさせ、とても雄弁で驚いたが、「YMFの13回目は不吉だ!」とか、相変わらずの憎まれ口を語っていた(笑)。

自分とは同じ歳で、とても仲が良い、京都大学出身の俊才である。

そして、初日の打ち上げは、すずらん通りの「ロビンソン」にて、約30人の参加。

ここは、生姜と蜂蜜を料理に掛け、飲み物に入れて飲むのが一番の売りであり、とても美味しいし、疲れた体には最高に良い。

自分からは、この山形国際ムービーフェスティバルが今年も開催できたことに感謝をし、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ナラタージュ」「火花」の古賀俊輔プロデューサーの音頭で乾杯!
古賀ちゃんは、選考委員を12年間続けてくださっている。
自分とは同じ歳の逸材。

ここに来て、いよいよ、YMFが始まった実感が湧いてきた!

明日からは、新幹線一本ごとに、山形駅からムービーオンに映画関係者が、続々と来てくれるだろう!
この集う力が凄いのである!

菜葉菜と手塚社長。

板尾創路監督と。

大和田さんと長女の愛ちゃん。

今年は、サン・ミュージックからは、相澤社長、相澤専務、岡取締役、明石取締役、斉藤さんなど、多くの皆さんが参加してくださる。

同じ歳の瀬々監督!
いつもは、飲みつぶれる人だが、今年は映画だけで3本撮影し、来年初夏まで公開が続き、超多忙である!
編集の合間に駆けつけてくれたのだ。

口は悪いが、心はとてもピュアで暖かく、義理堅い人物である。

二次会は、ロビンソンの向かいのバラッドへ。

映画の熱く楽しい話は、夜中まで続き、午前2時前にお開きになった。

サン・ミュージックのジュニアや明石取締役も酒が強いが、1番強いのは、菜葉菜と奈緒子ちゃんかな…と、最後まで盛り上がった初日であった。

<< 前のページ
第13回山形国際ムービーフェスティバル開催概要はこちら