YMF2022レポート

山形国際ムービーフェスティバルYMF

YMF2022最終日、招待作品『キングダム2 遥かなる大地へ』上映と舞台挨拶が行われました。原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。前作を凌駕する超本格アクション・エンターテインメント!

YMFには16年ぶりに登場した佐藤信介監督は、コロナ禍での撮影の雰囲気や、作品の裏話などお話ししていただきました。佐藤信介監督ありがとうございました!


招待作品『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』上映と舞台挨拶が行われました。「楽器を持たないパンクバンド」の異名でも知られる6人組ガールズグループ「BiSH」のメンバーが挑む、初の主演オムニバス映画。2023 年をもって「解散」を発表したBiSHメンバー6人と、6人の監督たちがタッグを結成し、ドラマ作品からアート作品まで、六人六色で魅せるBiSHの新しい一面を詰め込んだ異色作品。

登壇された行定勲監督、BiSHセントチヒロ・チッチさんからは、どういう経緯でオムニバス映画をつくったのか、役を演じてみての感想などお話ししていただきました。また、質問コーナーも行われました!行定勲監督、セントチヒロ・チッチさんありがとうございました!


招待作品『母性』上映と舞台挨拶が行われました。2022年11月23日(水・祝)の公開に先駆けての上映となりました。ベストセラー作家・湊かなえが「これが書けたら作家を辞めてもいい」という覚悟で執筆し、累計発行部数120万部を突破した衝撃的問題作を、戸田恵梨香×永野芽郁 主演で映画化した注目の作品です。

廣木隆一監督には、作品の中で特に力を入れたところ、出演者の演技力について、第41回バンクーバー国際映画祭で上映した際の、現地の人の反応などを語っていただきました。廣木隆一監督ありがとうございました!


10月に急逝された山形国際ドキュメンタリー映画祭元事務局長の髙橋卓也さんを偲んで髙橋さんのプロデュース作品「世界一と言われた映画館」上映と舞台挨拶が行われました。

この作品を髙橋さんと共に作り上げた佐藤広一監督と、ドキュメンタリー映画祭や地域上映に髙橋さんと共に奔走された荒井幸博さんより、髙橋さんの人柄や映画に対する熱い思い、この映画が制作された経緯などをお話していただきました。佐藤広一監督、荒井幸博さんありがとうございました。


今年のYMFもフィナーレ!来場頂いたゲストの方々より「お客さんの表情が見える映画祭だった」「今年は初めてグランプリの受賞者が2名選出されるという、いつも以上に華やかな表彰式になったと思います」といった嬉しいお言葉を頂きました!

最後に吉村和文運営委員長より、ご挨拶を申し上げました。「この山形に若いクリエイターを称える場があり、ここに来て下さる観客の方がいて、この映画祭が成り立っている事を大変嬉しく思います。コロナ禍・戦争中・物価高騰の中で映画界は大変です。世界中全てそうだと思いますけれど、我々は歯を食いしばって対抗して参りたいと思いますので、どうかこの映画祭をこれからも応援していただくことを心よりお願い申し上げます。」


YMF2022、お楽しみ頂けましたでしょうか?映画三昧、あっという間の3日間でした。今年も様々な方々にご協力、そしてご来場頂き、無事閉幕することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。来年もここ、ムービーオンやまがたでお会い出来る事を楽しみにしております!3日間、本当にありがとうございました!

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