YMF2021レポート

山形国際ムービーフェスティバルYMF

YMF2021最終日、招待作品『るろうに剣心 最終章 The Final』上映と舞台挨拶が行われました。
「るろうに剣心」最終章2部作の第1弾。
原作では「人誅編」にあたる物語をベースに、剣心の十字傷の謎を知る上海マフィアの頭目・縁との戦いを描いた作品です!

舞台挨拶では大友啓史監督に、
これまでの『るろうに剣心』シリーズを振り返っての感想や出演したキャストのエピソードなどを教えていただきました。
大友啓史監督、ありがとうございました!

続いては、招待作品『丸八やたら漬 Komian』上映と舞台挨拶が行われました。
山形の台所と言われた漬物店が閉店。なぜ多くの人々に愛された山形の食文化のシンボルが消えていかざるを得なかったのか、
ひとつの文化と歴史の消失の物語を描いた作品です!

舞台挨拶では、佐藤広一監督に撮影当時の状況を振り返っていただきました。
YMFの第1回で審査委員特別奨励賞を受賞した佐藤広一監督。映画祭についても語っていただきました。
佐藤広一監督、ありがとうございました!

続いては、招待作品『ホテル・アイリス』上映と舞台挨拶が行われました。
小川洋子が禁断のエロスを描写した同名小説を、舞台を台湾の架空の島に変え、国際的キャストで大胆に映画化した問題作。

YMFに初参加の奥原浩志監督と、出演された菜 葉 菜さんは、
公開前の作品を大スクリーンで上映できた喜びや、台湾で行われた撮影の雰囲気などを、お話しいただきました。
2022年2月18日(金)に公開予定ですので、是非ご覧ください!
奥原浩志監督、菜 葉 菜さんありがとうございました!

続いては、招待作品『樹海村』上映と舞台挨拶が行われました。
「犬鳴村」に続き、実在した心霊スポットを題材に描く「恐怖の村シリーズ」第2弾。自殺の名所として世界的にも広く知られる富士の樹海を舞台に、インターネット上の怪談スレッドで「絶対に検索してはいけない」と語り継がれる通称「コトリバコ」と呼ばれる呪いの箱と、樹海がもたらす負の引力によって巻き起こる狂気と混沌を描いた作品です!

撮影で実際に使われたコトリバコと一緒に登場した清水崇監督。
監督自身、スクリーンで見た感想や様々なシーンの中で特にこだわったところなどを語っていただきました。
さらに今回特別に、「恐怖の村シリーズ」第3弾となる新作『牛首村』の特報映像も流していただきました!
清水崇監督、ありがとうございました!

今年のYMFもフィナーレ!
来場頂いたゲストの方々より「このご時世で映画祭はなかなか出来ないのに、このように開催できた事が嬉しい」「お客様との距離が近く楽しい映画祭」といった嬉しいお言葉を頂きました。

最後に吉村和文運営委員長より、ご挨拶を申し上げました。
「第17回と続いてきた映画祭ですが、この映画祭を来年以降も続けるには、私たちスタッフも一人一人がもっと映画と向き合っていかないといけない。来年は、更に進化させて素晴らしい気持ちで帰っていただくよう頑張っていきたい。
3日間本当にありがとうございました。」

YMF2021、お楽しみ頂けましたでしょうか?
映画三昧、あっという間の3日間でした。
今年も様々な方々にご協力、そしてご来場頂き、無事閉幕することが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
来年もここ、ムービーオンやまがたでお会い出来る事を楽しみにしております!

3日間、本当にありがとうございました!

第17回山形国際ムービーフェスティバル開催概要はこちら