YMF2018レポート

山形国際ムービーフェスティバルYMF

11/9(金)・10(土)・11(日)の3日間、
ムービーオンやまがたで山形国際ムービーフェスティバル2018(YMF2018)が今年も開催されました。

東北芸術工科大学 企画構想学科 提供のドキュメンタリー映画『オトナルヤマガタ’18 THE MOVIE~僕らの夏、最後のオト~』から映画祭はスタート!今年、山形県七日町で開催されたオトナルヤマガタ’18に密着した内容で、当時 運営スタッフだった学生の皆さんも大きなスクリーンでの上映に感動していました!

その後、特別招待作品『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の1・2話の上映、そして舞台挨拶が行われました。
明石家さんまさんが初めて企画・プロデュースした本作。やることなすこと失敗ばかりの男・ジミー大西さんが売れっ子芸人になっていくまでを描いた、大いに笑ってホロリとさせる、Netflixオリジナルドラマです。

山形に来たのは初めて(!)という主演の中尾明慶さんは、
「(ジミーさんを演じることについて)正直無理だよ、と思いました(笑)過去のジミーさんの映像を見れば見るほど訳が分からなくなり…難しい役でした」「ジミーさんが台本を読み、それにさんまさんが“間が悪い”と怒っていたり、お二人の空気感を見せて頂いたのが非常に大きかった」
と、演じるにあたっての苦悩や、モデルとなったお二人について語っていました。

また、ジミー大西さんは「大人数でコントをするのかと…まさか映画になるとは思っていなかったですね」「中尾さんが凄く特徴を捉えていて、自分にリンクしていた気がする」と語っていたのですが…
「見てないですよね…?」本編をまだ見ていないことを中尾さんに突っ込まれてしまったジミーさん(笑)
お二人の掛け合いに、会場からは笑いが漏れていました!
ジミー大西さん、中尾明慶さん、ありがとうございました!

舞台挨拶の後に、本映画祭のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは、YMF運営委員長である吉村和文氏のほか、選考委員である古賀俊輔さま、奥田誠治さまよりご挨拶を頂きました。
また、毎年プレゼンターを務めて下さっている女優の菜葉菜さん、先程舞台挨拶を終えたジミー大西さん・中尾明慶さんなど錚々たるゲストの皆さんにもご登壇頂きました!

会場はそのまま、アンダーグラフのライブに移ります。
YMFテーマソング『まだ見ぬ世界を映しながら』のほか、自身の大ヒット曲『ツバサ』など、全3曲を披露して下さいました!

『まだ見ぬ世界を映しながら』は、昨年披露したデモ音源を経てついに完成!ボーカルの真戸原直人さんが書き下ろした若きクリエイター達への応援ソングです。
USENインディーズ1位を獲得したこの楽曲は、この日にCD販売がスタート!ライブ終了後の販売会ではメンバーの真戸原さん、中原さんが登場!サインにも快く応じてくださいました。

初日最後の上映となったのは、招待作品『AKIRA』。
大友克洋監督によるSFアニメーション映画の本作を、35mmフィルムによる上映でお楽しみいただきました。
『AKIRA』は、上映に関する問い合わせも多く、今も尚、観る人の心に残る名作であることを感じさせます。

YMF2018はまだまだ続きます!

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