第14回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/9(金)・10(土)・11(日)場所:シネマコンプレックス ムービーオンやまがた

コロコロワニのスタンリー 

作品概要

コロコロワニのスタンリー 

監督 米岡孝  脚本 米岡孝
(17分32秒)

むこうにはきっと、みたことのない世界がひろがっている―。

とある動物園で暮らす親子ワニ・スタンノとスタンリー。ある夜、好奇心旺盛な男の子・スタンリーは、遠い夜空の打ち上げ花火に魅了され、塀から身を乗り出して眺めていた。その姿を見つけた父・スタンノは、過去の辛いトラウマを呼び起こし、スタンリーをひどく叱ってしまう。17年前、幼い頃のスタンノもまた、好奇心で塀の外に出てしまったとき、彼を連れ戻そうとした父が人間に殺されてしまったのであった…。翌日、腑に落ちず心の晴れないスタンリーであったが、ふとしたきっかけで、今夜も打ち上げ花火が上がるだろうと悟る。葛藤の末、外界への憧れと父親への反抗心を胸に秘めたスタンリーは、動物園からの脱走を決心する…。       

監督プロフィール

米岡孝

米岡孝 よねおか たかし
1989年・神奈川県生まれ
東京都在住
某メーカーにて生産技術開発に従事する傍ら、2015年より独学と通信教育で約1年間CGを勉強。2016年9月よりデジタルハリウッド専科3DCGデザイナー専攻に1年間在学。現在はフリーランス3DCGデザイナーとしてCGプロダクションに勤務。

この作品で伝えたかったこと

子どもの好奇心は留まることを知らず、ときに枠から外れてしまうこともありますが、それを広い心で尊重することは、偉大な親の一つのあり方だと思います。私自身、まだ子どもがいるわけではないですが、CGの道を歩み、この作品を作ることができたのは、いつでも私の好奇心を尊重してくれた偉大な両親がいてくれたからです。

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