アゲイン 28年目の甲子園 11/16(日)16:00~
監督: 大森寿美男
原作:重松清
出演: 中井貴一 波瑠 和久井映見 柳葉敏郎 門脇麦 太賀 工藤阿須加
©重松清/集英社 ©2015「アゲイン」製作委員会
1/17(土)の全国公開に先駆け先行上映!
直球勝負してみないか。人生に。青春なんて遠い昔の思い出。そう思っているあなたへ―再び夢を追う不器用な父親たちの物語。
坂町晴彦、46歳。28年前の熱血高校球児も今や見る影もない。仕事に張りはなく、妻とは離婚、一人娘とは絶縁状態。野球とも無縁の生活を送っている坂町のもとに、突然、高校時代のチームメイトの娘・美枝が訪ねてくる。美枝は、東日本大震災で亡くなった父の遺品の中にあった、出されずにいた27年分の年賀状の束を坂町に差し出す。彼女はなぜ父がそれを出さなかったのかを知りたいと願っていた。そして、元高校球児が再び甲子園を目指す舞台“マスターズ甲子園”への参加を持ちかける。坂町は気乗りしないままかつての野球部員たちと再会を果たすが…。 28年間しまいこまれた一つの真実。「あの夏」を越えて今、夢の続きが始まる。
重松清の感動の物語がまたひとつ誕生する。主題歌は浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」。人生に新たな一歩を踏み出す勇気をくれる感動作。
大森寿美男
1967年、神奈川県出身。10代の頃から演劇活動を開始し、オリジナルビデオ『新・静かなるドン』で脚本家としてデビュー。映画『39 刑法第三十九条』(99)、『黒い家』(99)、『命』(02)、『寝ずの番』(06)、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」(03)、NHK大河ドラマ「風林火山」(07)、CX「黒部の太陽」(09)、NTV「悪夢ちゃん」(12)等で活躍。2009年『風が強く吹いている』で映画初監督、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、日本映画批評家大賞新人監督賞・作品賞を受賞した。本作は2本目の監督作品であり、シナリオを基に書き下ろした小説版『アゲイン 28年目の甲子園』が12月16日集英社文庫より刊行される。