第14回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/9(金)・10(土)・11(日)場所:シネマコンプレックス ムービーオンやまがた

リバーズ・エッジ©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

作品概要

リバーズ・エッジ R15+
11月11日(日)17:00~

<第68回ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞 受賞>

監督 行定勲
原作 岡崎京子(「リバーズ・エッジ」宝島社)
出演 二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵

短い永遠の中で、何を見つけるのだろう

 若草ハルナは、彼氏の観音崎がいじめる山田を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体を共有しているという後輩でモデルのこずえが現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で結ばれていく。
 ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ。閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。
 そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたとの報せを山田から受ける・・・。
 欲望と焦燥の中で生きる、衝撃の青春ストーリー。

舞台挨拶

行定勲

行定勲
1968年熊本県出身。『ひまわり』(00)で第5回釜山国際映画祭の国際批評家連盟賞、翌年『GO』(01)で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。その後、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)がメガヒットを記録。以降、映画『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『ピンクとグレー』(16)、『ナラタージュ』(17)などの話題作を監督。今年は、岡崎京子の伝説的なコミック原作『リバーズ・エッジ』を映画化し、第68回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し話題となり、現在も海外の映画祭で上映されている。また熊本で撮影した『うつくしいひと/うつくしいひと サバ?』のBlu-ray&DVDが現在発売中。

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