

見知らぬ人たち
監督 RIKU 脚本 平岡由里可
出演 末永百合恵 片桐正人 三浦佑介 藤原芳子
(27分37秒)
こころが通う。こころが少し軽くなる。
吉田恵は事情により一人で出産、シングルマザーになると決めている。退院の日、恵はレンタルサービスの「レンタルおじさん」にて、病院から自宅までの送迎や買い出し付き添いを頼んだ。やってきたのはベテランのレンタルおじさんであるガンバルと新人のマーク。順調に買い物を済ますが、そこからとあるミスで3人は道に迷ってしまい、誰もいない山中で車がガス欠に。携帯も通じない中、途方に暮れた3人は助けを求めて山道を歩いていく。とっぷりと日が暮れた時、一軒の民家を発見。住民の女性は疲れ切った一行を見て、恵と乳飲み子を家へ招き入れる。
人里離れた山中で、それぞれ辛い過去を持つ彼ら4人の、優しさが行きかう一瞬を描く。


RIKU りく
1991年・東京都生まれ 東京都在住
日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。2019年よりCMのディレクターとして活動しながら、自主制作映画を作り続ける。過去に恵那峡映画祭でグランプリの他、48時間映画祭やNicon主催の縦型映画祭などで受賞。

大事件が起きるわけではない。何か問題が解決するわけでもない。それでも人と人が出会い、心が通えば、小さな石が大きな水の波紋を作り出すように、人の心をじんわりと変えることができる。
人と人との交流がますます希薄になっていく世の中で、この映画ではそんな心の機微を描き出せたらと思っています。


