第22回山形国際ムービーフェスティバル2026

ねじまきは踊る

作品概要

ねじまきは踊る

監督 山田玄徳 脚本 櫻井真琴 義若優人
出演 五頭岳夫 富沢亜古
(17分57秒)

愛する人と止まるまで

誰もが背中のねじまきを他人に巻いてもらうことで生きている世界。群馬県嬬恋村で畑を営むおじいさんのミツオとおばあさんのトヨコは、互いのねじまきを巻き合って暮らしていた。ある日、不慮の事故からトヨコのねじまきが壊れてしまう。医者から告げられたのは「もってあと一巻き」という宣告だった。その事実を受け入れられないミツオは狼狽え、最期の日をどう過ごそうかと一人奔走するのだが、トヨコの内心には「ミツオと一緒に踊りたい」という内に秘めた思いがあった…。近づいたり離れたり。気が遠くなるほど永いようで、あっという間に。二人の姿がカラカラと踊り出す。浅間山の見下ろす美しい田園風景に囲まれた、老夫婦の愛の物語。

監督プロフィール

山田玄徳

山田玄徳 やまだ げんとく
1993年・神奈川県生まれ 大阪府在住
大阪芸術大学映像学科卒。映像制作会社に勤務する傍ら、大阪を拠点に「生きづらさ」と「気付き」をテーマに自主制作映画を監督。

この作品で伝えたかったこと

人は一人では生きていけない。便利な生活の中でつい忘れてしまう事。だからこそ、愛する誰かと共に生き、添い遂げるような作品を作りたいと考えました。
そこにあるのは、他者との肌のふれあいや慈しみです。他人の温もりを感じ、また誰かの温もりとして生きていく。その原風景を、嬬恋を吹く風に感じて頂けたら嬉しいです。

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