誰が、少女を守るのか―。
作家・湊かなえが、デビュー10周年に発表した渾身の傑作ミステリーを映画化
複雑な家庭環境で育ちながらも教師になるという夢を叶えた真唯子。彼女の教え子・章子のもとにある日、「20年後のわたし」からの手紙が届く。半信半疑のまま返事を書くことで、父を亡くした悲しみや心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の新しい恋人からの暴力、そして信じがたい事実が彼女を追い詰めていく。深い絶望の中、章子は唯一心を通わせる友人・亜里沙と「親を殺す」という禁断の計画を立てる。真唯子は、そんな章子を救おうと手を差し伸べようとするが―。過酷な運命に吞み込まれようとする中で「未来のわたし」からの手紙が導くのは、希望か。それとも、さらなる絶望か―。



