リバーズ・エッジ

© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

作品概要

リバーズ・エッジ
11月8日(土)11:15~

監督:行定勲
出演:二階堂ふみ 吉沢亮
   上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵 他
R15+

短い永遠の中で、何を見つけるのだろう
欲望と焦燥の中で生きる、衝撃の青春ストーリー!

若草ハルナは、彼氏の観音崎がいじめる山田を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体を共有しているという後輩でモデルのこずえが現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で結ばれていく。
ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ、暴力の衝動を押さえられない観音崎…閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。
そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたとの報せを山田から受ける…。
岡崎京子の同名漫画を、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化。

舞台挨拶

行定勲

行定勲
1968年熊本県出身。助監督として岩井俊二監督、林海象監督や若松孝二監督などの作品に参加。1997年「OPEN HOUSE」で長編映画デビュー。長編第2作「ひまわり」で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。2002年『GO』(01)で、日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を受賞。以降、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『北の零年』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『パレード』(10/ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『真夜中の五分前』(14)、『ピンクとグレー』(16)、『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18/ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『劇場』(20)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)、『リボルバー・リリー』(23)などを手掛ける。待機作として、12月19日劇場公開『楓』がある。舞台『フールフォアラブ』(07)、『テイキング・サイド』(13)、『趣味の部屋』(13,15)、『ブエノスアイレス午前零時』(14)、『タンゴ・冬の終わりに』(15)、『先生の背中』(25)などの舞台演出も手掛け、2016年、毎日芸術賞 演劇部門寄託賞の第18回千田是也賞を受賞。自身がディレクターを務める「くまもと復興映画祭」を開催するなど2016年熊本地震で被災した故郷・熊本の復興にも精力的に関わっている。

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