
©2025『旅と日々』製作委員会

旅と日々
11月7日(金)17:05~
監督:三宅唱
出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実
髙田万作 佐野史郎 斉藤陽一郎
松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永
特別じゃない旅が、ちょっとだけ毎日を変える。
ロカルノ国際映画祭金豹賞《グランプリ》&
ヤング審査員賞特別賞W受賞
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない男が、陰のある女に出会い、ただ時を過ごす―。脚本家の李は行き詰まりを感じ、旅に出る。
冬、李は雪の重みで今にも落ちてしまいそうなおんぼろ宿でものぐさな宿主、べん造と出会う。暖房もなく、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった…。
小さな旅や見知らぬ人との出会いが心の隙間を埋めていく―。
稀代の漫画家・つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、伊豆諸島の神津島の夏と、庄内地方の冬を舞台に鮮やかに映像化。


三宅唱
1984年7月18日生まれ、北海道出身。映画美学校フィクションコース初等科修了、一橋大学社会学部卒業。長篇映画『Playback』(12)でロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品されると、『THE COCKPIT』(14)、『きみの鳥はうたえる』(18)などで注目を集める。さらに『ケイコ 目を澄ませて』(22)が第72回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門正式出品、『夜明けのすべて』(24)が第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されたほか、国内の映画賞を席巻。他にビデオインスタレーション作品「ワールドツアー」や星野源「折り合い」のMVを手掛けるなど、幅広い映像分野で活躍する。今作『旅と日々』は日本映画界に18年振りとなるロカルノ国際映画祭で最高賞である金豹賞をもたらした。

