金子文子

©旦々舎

作品概要

金子文子 何が私をこうさせたか
11月7日(金)14:30~

監督:浜野佐知
出演:菜 葉 菜 小林且弥 三浦誠己 洞口依子
   結城貴史 佐藤五郎 吉行和子 他
PG12

100年前、日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者/無政府主義者・金子文子
死刑判決から獄中での自死に至る121日間

1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、 7月23日、独房で自死した。没年23歳。金子文子は、なぜ死んだのか?残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る121日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。
アメリカ・ニューヨークで開催の映画と脚本のコンペティション「NEW YORK INTERNATIONAL FILM AWARDS」にて、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、最優秀歴史映画賞、最優秀伝記映画賞、最優秀独立プロ作品賞の5部門を受賞。

舞台挨拶

浜野佐知

浜野佐知
高校時代に映画監督を志し、1968年ピンク映画の業界へ。1971年監督デビュー。1985年旦々舎設立。以後、監督・プロデューサーを兼任し、300本を超える作品を発表。1998年から一般映画の制作・配給も手がける。主な作品に『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』(98)、『百合祭』(01)、『こほろぎ嬢』(06)、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(11)、『雪子さんの足音』(19)など。著書に「女が映画を作るとき」(平凡社新書)、「女になれない職業」(ころから)。2000年第4回女性文化賞受賞。

菜 葉 菜

菜 葉 菜
2005年、映画『YUMENO』(鎌田義孝監督)で初主演し、本格的に女優デビュー。以後、瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』『64』など話題作品に出演。『どんづまり便器』(12/小栗はるひ監督)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭最優秀主演女優賞、『赤い雪』(19/甲斐さやか監督)でL.A.Japan Film Festival 最優秀俳優賞受賞。近年の主な出演作には『夕方のおともだち』(22/廣木隆一監督)、『ワタシの中の彼女』(22/中村真夕監督)、『夜を走る』(23/佐向大監督)、『行きがけの空』(25/西谷真一監督)など。『四十九 SeeK.1』(シェイン・コスギ監督)ほか今後公開の映画も多数控えている。映キャン賞2022最優秀女優賞、アジアン・ポップアップ・シネマ映画祭(米シカゴ)にて日本人初の「功労賞」を受賞。浜野佐知監督作品では、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(11)、『雪子さんの足音』(19)に出演。『金子文子 何が私をこうさせたか』にて「NEW YORK INTERNATIONAL FILM AWARDS」最優秀主演女優賞受賞。

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