第20回山形国際ムービーフェスティバル

ボールドアズ、君。

作品概要

ボールドアズ、君。

監督 岡本崇 脚本 岡本崇
出演 伊集院香織 後藤まりこ ぽてさらちゃん。 刄田綴色 津田寛治
   下京慶子 おかき 岡本崇 daisuke 鈴木智久 愛田天麻 アール
   クリトリックリス GOOD之助 鈴木大夢 リニスタノーメイツ
   片山大輔 国海伸彦
(82分30秒)

いつだって僕らは勝手に救われよう。

南條珠は大人気バンド「翳ラズ」に憧れてプロギタリストを目指していた。ギターコンテストで優勝する程には腕に覚えのある彼女だがその活動はうまくいっているとは言い難かった。
そんな彼女は幼い頃から近所の寂れたミニシアターに足繁く通っており、大手シネコンでは取り扱わないようなマニアックな作品を好んで鑑賞していた。そのシアターの支配人である井澤は数少ない心を開ける相手だった。
そんな珠がある日なんとなくSNSにアップした「弾いてみた動画」が憧れのバンド「翳ラズ」の目に止まる。
自分の音が憧れの人に届いていることを知り、覚悟を決める珠。そしてその覚悟が次第に周りに影響を与えていくのだった。

監督プロフィール

岡本崇

岡本崇 おかもと たかし
1978年・奈良県生まれ
大阪府在住
学生時代バンド活動を開始。その後2006年頃インディーズミュージシャンには敷居の高かったPVを自分で制作。次第に映画制作に興味を持つ。代表作として全国劇場公開された『ディスコーズハイ』があり、現在も映画を作り続けている。

この作品で伝えたかったこと

僕にとって大切なミニシアターとライブハウスの界隈は共通点も多いのに交わる機会が少ないことが勿体無く、そういう垣根をとっぱらえるような映画を作りたかった、というのが始まりです。そして映画も音楽も僕のために作られたわけでもない。でも僕は勝手に救われてきた、そんな感謝の気持ちをありったけ詰め込みました。

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