第19回山形国際ムービーフェスティバル

回復タイム

作品概要

回復タイム

監督 山口智誠 脚本 山口智誠
出演 向里祐香 浅見紘至
(13分33秒)

仕事に疲れた全ての人に送るコメディー

会社員の飯田早苗(演・向里祐香)は、どうやら仕事が上手くいっていない様子。業務が手につかず会社から少し離れた公園で母親と電話をしていると、傷だらけのおじさん辰巳エンジ(演・浅見紘至)が今にも倒れそうな感じでやってくる。驚きつつも心配をして恐る恐るエンジに声をかける早苗だったが、エンジは「自分は正義のヒーローだけれど怪人と戦って負けてしまった。でも傷が回復したらすぐリベンジしに行くので絆創膏だけ買ってきて欲しい」と意味不明なことを言い出す。エンジの発言を一つも飲み込めないまま、勢いに負けて絆創膏を買いに走った早苗であったが、そのまま流れに飲まれエンジの傷回復を一緒に過ごすことになる。

監督プロフィール

山口智誠

山口智誠 やまぐち ともまさ
1987年・神奈川県生まれ
東京都在住
テレビドラマの演出部として2014年頃から活動。2022年に映画監督を志しNCWに通って短編「回復タイム」を自主制作。演出部としての参加作品はどうする家康(NHK)、プリズム(NHK)、おっさんずラブ(テレビ朝日)、JIMMY(NETFLIX)など。

この作品で伝えたかったこと

これまで演出部としてドラマ作りに携わる中で、作品の生み出し方や現場の進め方に対して感じていたストレスを解消出来ないか試してみたいと思い自主制作に至りました。作品の内容に関しましては、自分の周りにいる30代前後の働く女性たちが悩んでいることが多かったので応援したいなという気持ちで作りました。

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