第16回山形国際ムービーフェスティバル

Mistake

作品概要

Mistakeミステイク

監督 水落豊  脚本 水落豊 
出演 校條拳太朗 畦田ひとみ 津田寛治
(26分23秒)

揺れる灯火の重さは、誰にも計ることはできない。

婚約者の誕生日、死神の勘違いにより突然命を奪われてしまった一人の男。彼が生き返る方法はただ一つ。彼の消えてしまった命の蝋燭に再び火をつける。ただこの命の蝋燭は命の灯火の祠という場所にあり、そこには死神しか入ることができない。そこにある他人の命の蝋燭から灯火を自分の蝋燭に移すと生き返ることができる。
揺れる灯火の重さは、誰にも計ることはできない。
弁護士という彼の立場、命の重さを一番分かっている彼の下す決断とは。
古典落語の「死神」をモチーフに現代風に製作しました。
誰にでも訪れる「死」に関して死神を媒体として命の重さの選択を迫られます。

監督プロフィール

水落豊

水落豊 みずおち ゆたか
1975年・新潟県生まれ
東京都在住
2004年よりCMディレクターとして活動をスタート。 TVCMの演出をベースに、「偉大なる、しゅららぼん」「いぬのえいが」等、劇場公開映画の監督や、ショートフィルム、ミュージックビデオ等の企画演出も手掛ける。

この作品で伝えたかったこと

命の重さと儚さを題材にしていますが、基本的に作品を鑑賞した方ひとりひとりが感じたこと、気付いたことが作品のテーマだと思っています。
その時の境遇や年齢によって見え方が変わるような脚本を目指しているので、機会があれば、5年後、10年後にも観て頂きたい作品です。

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