第16回山形国際ムービーフェスティバル

Girl

作品概要

Girlガール

監督 山本篤子  脚本 山本篤子 
出演 soy 紫藤楽歩 佐藤琴乃 庄司百花 加藤葉子 佐々木大介
(29分)

今日の私はいつにもましてアンラッキーだった

寝坊する、猫のおもちゃを踏む、頑張って作った企画書がボツになる…今日はなんだかアンラッキー。そんな日々を忙しなく過ごす、東京に住む広告代理店勤めのセリ。
ある日、彼女のもとに、就職活動のために上京したいとこのメイがやって来る。メイは不器用で、就職活動にも悪戦苦闘。セリからのアドバイスも伝わっていない様子。
年齢も立場も違う二人は一緒に過ごすうちに仲を深めていくが、ちょっとしたすれ違いからセリはメイに苛立ちを感じはじめて…対照的な二人の日常が交差する時、小さな奇跡が起こる。
うまくできない自分に嫌気がさしながらも、現在を一生懸命生きる”Girl”たちの物語。

監督プロフィール

山本篤子

山本篤子 やまもと あつこ
1990年・兵庫県生まれ
東京都在住
高校時代にはテレビドラマを製作しNHK杯全国放送高校コンテスト全国優勝、その後早稲田大学にてミュージカルの企画・演出を行う。現在は会社に属しながら創作活動を続け、映画製作は本作品で初監督。

この作品で伝えたかったこと

本作品のテーマは「自分らしさの容認」。社会から与えられた尺度だけで自分自身を測らず、別のまなざしに気付いてもらえたらと、この作品を制作しました。
また、おいしいごはんを食べる、好きな人と夜更かしする、カラフルな服を着る、お気に入りの傘を持つ…など、何気ない日常や出会いを愛しく思えるような描写も大切にしました。

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