第16回山形国際ムービーフェスティバル

火づくり

作品概要

火づくり

監督 松浦直紀  脚本 松浦直紀 
 やまもとゆみ 中田顕史朗 瑞木にょこ
(25分33秒)

火がつくる ヒトがつくる
寄り添う刃と刃 寄り添うヒトとヒト

とある世界、とある国。
父の遺品から、壊れた鋏を見つけた少年。母との会話から、父が生前、造園の仕事に携わっていたことを知る。
そして、その鋏は、異国に住む「佐助」という職人の手によるものであることが分かる。
鋏を直してもらうため、少年は佐助に会いにいく。

監督プロフィール

松浦直紀

松浦直紀 まつうら なおき
東京都生まれ
東京都在住
武蔵野美術大学映像学科卒業
アニメーション監督、演出家、アニメーション作家として活動中
日本アニメーション協会会員

この作品で伝えたかったこと

実在する伝統工芸の職人の生き様を通じて、大量生産・大量消費に疲弊する文明社会への「問いかけ」をしたいと思いました。
また、「壊れても直しながら使い続ける」という職人の精神性を描くことで、「文化的価値を後世に残す尊さ」や「人は失敗してもやり直せるのだ」というメッセージを伝えたいと思いました。

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