第16回山形国際ムービーフェスティバル

QUARANTINEDREAM

作品概要

QUARANTINE DREAMクアランティン ドリーム あの日の夢

監督 小松原茂幸 脚本 小松原茂幸
出演 仁科かりん 川口貴弘
(4分50秒)

緊急事態宣言下の東京。歌舞伎町、男と女の夜明け前。

新型コロナウイルスの影が世界を覆い、ここ日本でも2020年4月7日緊急事態宣言が発出され多くの店が営業自粛を余儀なくされた。 新宿で小さなバーを営んでいたユタカも他の多くの店と同じく先行きが見えない現状に、従業員として働くカリンに告げることなく店を閉めることを決める。
物語は数年後に再開した二人が「あの頃」を想い出すところから始まる。その屋上での光景は、現実なのか、それともあの日二人が描いた夢・希望なのか…。

監督プロフィール

小松原茂幸

小松原茂幸 こまつばら しげゆき
1981年・滋賀県生まれ
東京都在住
大阪芸術大学映像学科卒業。映像制作会社勤務を経て2009年に独立。以降ディレクターとしてMV、CMからドキュメンタリー映画、劇場映画予告編等、幅広いジャンルの作品に携わる。

この作品で伝えたかったこと

緊急事態宣言が発出されてから1ヶ月の間、自分が住んでいる半径50m以内で10軒ほどの店が閉めることになった。その中には懇意にしていた飲食店もあり、同時に自分の仕事も全てが中止・延期となり「不安」とはまた違う、何か言葉に出来ない感情を自分の中で整理する為に制作したような、今振り返るとそんな気がします。

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