第16回山形国際ムービーフェスティバル

One Cut in the Life 【序章】

作品概要

One Cut in the Life ワンカット・イン・ザ・ライフ【序章】

監督 発智新太郎  脚本 発智新太郎 
出演 菅野莉央 小林優斗 丸林孝太郎 西洋亮 森川馨華
(13分)

復讐するは、誰にありますか?

ある日、無差別殺人事件が起きる。大学構内で事件に巻き込まれた優香は、舞と共に犯人二人組X・Yに捕まってしまう。犯人たちは「どちらにしようかな」と優香と舞の命をもてあそぶ。隙を見て逃げす舞だったが、Xに拳銃で撃たれ重傷を負う。犯人たちが現場から離れると、優香は舞の命を救おうとそばに寄る。そこにもう一人、事件を生き延びた後藤林太郎が駆け付ける。優香と林太郎は舞を助けようとするが、再びX・Yが現れる。暴力によって、優香と林太郎を支配する犯人たち。Xは林太郎にナイフを示す。「あの女を殺せ。それができないなら、自分を殺せ」犯人に銃を突き付けられた林太郎は、手にしたナイフを優香の顔に近づけていくのだった。

監督プロフィール

発智新太郎

発智新太郎 ほっち しんたろう
1992年・山形県生まれ
東京都在住
2014年度 日本映画大学卒業後、映画の現場へ。
「シン・ゴジラ」「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」「北の桜守」「椿の庭」「本気のしるし」…等の映画・ドラマ作品に助監督として参加。
2018年~2019年「One Cut in the Life」【序章】を製作・監督する。

この作品で伝えたかったこと

映像の世界で働く中で、また日常で触れる大小を問わない暴力的な出来事に関して、対立する他者や理解し得ない存在とどう向き合うべきか、を考えてきました。それについて、自分なりの決意を示すべく本作を製作しました。本作の大切なテーマの一つは「暴力を前に、誰かとやさしさを共有できるか?」ということです。

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