第13回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/10(金)・11(土)・12(日)場所:シネマコンプレックス ムービーオンやまがた

うつくしいひと/うつくしいひと サバ?©2016 くまもと映画製作実行委員会/©2017 SSTF

作品概要

【熊本地震復興支援 チャリティ上映】
うつくしいひと/うつくしいひと サバ?
11月12日(日)15:40~

行定勲監督が故郷・熊本で撮影した
「うつくしいひと」、続編となる
「うつくしいひと サバ?」2作品を連続上映。

うつくしいひと

熊本、この地で、秘められた恋が胸にせまる。

 学生時代を懐かしむ映画監督と少女・透子のお話。怪しい人物が透子の母の周りに現れたという情報が入り、透子は探偵・玉屋末吉に相談。しかし騒がれていた人物は熊本を訪ねていた監督であり、透子の母とも面識があった。監督とともに彼の思い出の地を訪ね歩くことになった透子。そこには母との淡い思い出と熊本の美しい風景があった。
 熊本県出身の行定勲監督が、すべてを熊本県内で撮影。熊本城をはじめ震災前の美しい熊本の風景がおさめられている。


監督 行定勲
脚本 行定勲 堀泉杏
プロデューサー 倉田泰輔 占部裕 古賀俊輔
出演 橋本愛 姜尚中 高良健吾 石田えり 米村亮太朗 くまモン



うつくしいひと サバ?

それでも熊本で生きていく。

 人々の心を手助けする探偵・玉屋末吉のもとに、被災地で迷う一人の外国人が訪れる。しかし、言葉がわからずようやく聞き取れた言葉は一つだけ、「サバ?」。彼はフランス人であり、亡き妻の遺骨を届けるために父・川上義晴を探していたことがわかる。義晴を探すも、彼の心は震災で傷つき閉ざされていた。そんな中、被災地で一人の少女と出会う―。
 震災後の傷ついた町並みや風景、それでも復興しようと頑張る“今の熊本”のありのままの姿を撮影。美しい姿ではなくとも今の姿を残すことに意味があるのではないかと行定監督は考えている。「サバ?」はフランス語で「元気?」や「大丈夫?」の意味があり、熊本へのエールが込められている。


監督 行定勲
脚本 行定勲 堀泉杏
エグゼクティブ・プロデューサー 倉田泰輔
プロデューサー 吉澤貴洋 古賀俊輔 占部裕
出演 高良健吾 米村亮太朗 中別府葵 石橋静河 ロイック・ガルニエ
井出らっきょ 中原丈雄

監督

行定勲

行定勲
『GO』(01)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『ピンクとグレー』(16)など話題作を作り続ける。今年10月、『ナラタージュ』が公開。2018年『リバーズ・エッジ』公開予定。

舞台挨拶

高良健吾

高良健吾
1987年生まれ・熊本県出身。『ハリヨの夏』(06)で映画初出演。『M』(07)で東京国際映画祭日本映画ある視点特別賞を受賞以降、『蛇にピアス』(08)、『ノルウェイの森』(10)、『武士の献立』(13)、『シン・ゴジラ』(16)、『彼女の人生は間違いじゃない』『月と雷』(17)など話題作に多数出演。『苦役列車』(12)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、『横道世之介』(13)でブルーリボン賞主演男優賞、『悼む人』『きみはいい子』(15)で日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞を受賞。

熊本地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
映画祭の入場料金の一部を熊本地震復興支援として被災地へ寄付させていただきます。

一覧に戻る

PAGE TOP