第13回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/10(金)・11(土)・12(日)場所:シネマコンプレックス ムービーオンやまがた

宴の宵がさめるまで

作品概要

宴の宵がさめるまで

監督 今村瑛一  脚本 今村瑛一
出演 ユミコテラダンス 竹林佑介 地曵豪
(30分22秒)

過ぎた時間を、歩いてく。

高校時代の友人の結婚式と二次会に出席した朝美は、酒を飲みすぎて終電を逃してしまう。
なんとか家まで帰ろうと友人たちを頼ってみるものの上手くいかない上に、皆が参加している三次会に自分は呼ばれていないことを知る。そんな時、同じく二次会に出席していた竹田と出会う。お互い顔を知っているものの、高校時代はほとんど話したこともない間柄。
約10年ぶりに会い、やはりよそよそしさは否めないが、同じ方向に帰ると知った朝美はタクシーの割り勘を提案する。しかし、どうやら竹田は金を持っていない。諦めて歩いて帰ることにした朝美。それについて帰ろうとする竹田。ほとんど接点のなかった二人は、夜が明ける前に帰れるのか…。

監督プロフィール

今村瑛一

今村瑛一 いまむら えいいち
1987年・愛知県生まれ
東京都在住
地元の大学で建築を専攻していたが、幼少期からの夢であった映画を志して上京。日活芸術学院で映画を学ぶ。在学中から、園子温監督『恋の罪』『希望の国』に参加。卒業後の数年間を助監督として活動した後、現在はフリーで映像制作をしている。

この作品で伝えたかったこと

飲みすぎて終電を逃す。面倒くさい友人関係。寒空で染み入る温かい飲み物。誰しも経験したことのあるような日常に、ふと訪れる不思議な時間。そんな時を過ごして夜が明けたとき、ほとんど何にも変わらないだろうけど、何か少しは変わるのかな?と思って作りました。

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