第12回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/11(金)・12(土)・13(日)場所:シネマコンプレックスMOVIE ON やまがた

EVERY TIME WE SAY GOODBYE

作品概要

EVERY TIME WE SAY GOODBYE エヴリタイム・ウィー・セイ・グッドバイ

監督 倉田健次  脚本 倉田健次
出演 前川正行 村上しお 松岡真吾 いまいゆかり 検崎亮 柳田ありす
(16分10秒)

妻と夫の、果てなきツチノコ探しの旅。

この幸せが途切れる日など訪れない。夫婦はそう想っていた。その日、妻は末期ガンと診断された。夫は「したい事をなんでも言ってくれ」と妻に言い、妻は「じゃあツチノ コを探しに行こう」と夫に告げた。夫は想う。「何故ツチノコを探さなければいけないのか?」と。子供を授からなかった夫婦は「ツチノコ」を探して、残された季節を廻る。ある日夫は気付く。妻が何を想い、このツチノコ探しをしているのかを。何処までも互いの為に、二人はあてもないツチノコ探しの旅を続けていく。笑いあって、愛する者の為に、ただ笑いあって・・・。

監督プロフィール

倉田健次

倉田健次 くらた けんじ
1973年・岐阜県生まれ
東京都在住
映画監督/脚本家/CM ディレクター/小説家。「サンダンス NHK 国際映像作家賞」にて『彼女の Speed 』グランプリ受賞。震災復興支援映画『リトルウィング』山形国際ムービーフェスティバル2013招待上映。『Bad Moon Rising』『君がいなくちゃだめなんだ』等原作/脚本/小説担当。新作長編映画『藍色少年少女~Indigo Children~』が全国展開中。

この作品で伝えたかったこと

海外には、残された者が死者の夢や意向を背負って生き続けるというマインドがあるそうです。「病」だけでなく様々な理由から永遠の別れは訪れます。別れを癒す事は本当に難しい。本作は重いテーマに対し、あえて「おかしみ」をもって「生死」の先に続く未来へ、観客の皆々様と共に踏み出せたらと、願いを込めました。

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